〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
あの一君が来るから何事かと思ったよ。
沖「うん、食べるよ。今行く。」
斎「あぁ、先に行ってる。」
沖「待ってよ。」
僕は一君を呼び止めてしまった。
斎「なんだ、総司。」
沖「涼君と龍牙君の事なんだけど…」
斎「あの後、二人の雰囲気がガラリと変わっていた。高町はあの池田屋の後、不安な顔をしていた。それに比べて、鬼龍院は焦りと不安、憎しみが含まれていた。」
沖「そっか。あの時、僕と戦った男がいたんだけど、その男が涼君の事を橘の子って言ってたんだ。」