〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
~斎藤 side~
池田屋事件から数日たった日から鬼龍院の帰りが遅い事が分かった。
初めは、夕飯が出来ている頃には外出から帰って来る筈が俺や皆が寝るまでには帰って来ず、朝起きれば壁に背を預けて寝ている。
今日の朝も…
斎(鬼龍院、お前はいつも何処にいる?)
?「・・さん!斎・・ん!斎藤さんっ!」
斎「っ!」
ハッと前を見ると、鬼龍院が心配そうな顔をしていた。
斎「どうした、鬼龍院。」
総「どうした。じゃぁないですよ。大丈夫ですか?何か顔色悪いですよ。」