〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
タッタッ ザッ
「「「なっ!」」」
そこにあったのは、ざっと数えて15人くらいの人の死骸が転がっていた。
「な、なにがあったと言うんだ。」
「この前の時より酷い有様ですね。」
深刻そうに言っているが、内心ではそいつと戦ってみたいと考えている事だろう。
「副長。」
「なんだ。」
「彼処に一人います。」
「‼」
「どうします?」
「ある程度、なにか知っているか聞いてみるか。」
「おい。」
「ひっ!」