〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)

二人の刀同士が交差した。それは一瞬の出来事にすぎなかった。




総「はぁ…はぁ…はぁ…スゥー…楽しかったよ。」




総夜が言い終わると同時に



ドサッ





児戯は倒れた。どうやら決着がついたらしい。




総「…」





総夜は刀を鞘におさめ歩き出そうとしたが力が入らず倒れてしまった。





総(しまった、久しぶりに動き過ぎた…陽いる?)




総夜の問いかけに





陽[いるよ。]





と、小さな子狐が出て来た。狐と言っても、尾は二本に別れているが猫又ではない。
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