〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
そう私達は新選組の皆に出会うまで人つまり人間のことを信じてはいなかった。
理由は簡単。
私達を信じてはくれなかったから…
ただそれだけの事なんだ。
他の人達から見ればそんな事で…と思うかも知れないけど、私達にとってはそんな事ではすまされないんだよね…
んで、私達は幼くして両親と離れなければならなくなった。
それはね…
それは…【私達が住んで居た村が人によって滅ぼされたから】である。
その時はただただ憎かった。