〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
総(まぁ、その通りだね。それが普通の人の反応だもん。)
斎「だが、あの時お前と別れた後このままお前が戻らないのでは無いかという不安に襲われた…」
いつものクールな一では無く手が震えて抱き締める力を強める一。
まるで子供が怖い想いをして母親に縋りつくようだった。
総(あの一がこんな風になるなんて…でも、嬉しいなぁ〜)
斎「探した…一生懸命。総夜を見つけて無事であるかを確かめたくて必死に…」