〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
~凛 side~
俺と斎藤さんが連れ去られた事件から二日後のある日の朝、俺達はいつものように朝餉を食べていた。
総「……」
最近総夜は余り話さなくなった。何かを考えているようだけど心配でたまらなかった。
総「近藤さん、土方さん。ちょっといいですか?」
朝餉を食べている途中、動く手を止めて言った。
土「いいが、何故だ」
総「詳しくは朝餉を食べた後、近藤さんの部屋へ行きます。なので、近藤さんの部屋に来て下さいね土方さん。……ご馳走様でした」