〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
総「皆に重大な話しがある。朝食を食べ終り次第広間へ移動してくれ。」
藍「…分かった。」
何かを察したのか皆は食べ終わると広間へ向かった。
総(さてと、私も行きますか。)
私も席を立ち移動した。
ススー
総「すまない、態々集まって貰って。」
誠「いいよ。だって俺等の母さんみたいなんだしね。」
総「(ニコッありがとう。」
そう、この子達の殆んどは捨て子なのだ。行き場のない子供が居れば拾い育て生きるに十分になれば、一人暮らしや好きな人が出来て婚姻を結ぶのであればOKをして、次々に送り出している。