〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
(いつの間にいたんだ?気配が全く無かった。・・・・此奴はやばい。)
(この僕でさえ、気づかなかったなんて。それに、あの笑みはとても怖い。)
(まさか、これ程とは。中々のやり手だと見受けた。)
一人を除いて二人は屋根の上に立っている青年をただ、見つめていた。
さっきまでの勢いは何処にいったのやら。
青年はただ、ニコニコ微笑んでいるだけだった。
それが俺達にさらなる恐怖を与えているとも知らずに…
~新選組side 終わり~