〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)

近藤さんの部屋を出た私は自分の部屋へと向った。




私はこの一週間の間にどちらを選ぶか決めなければならない。




総(一や皆と幸せに暮らすか、それとも道連れとして奴と一緒に死を選ぶか…)




それを知るのは自分しかいないけど、もしかしたら…





総(いや、考えるのはその時だ…そして、その結末もその時じゃないと分からない…、だから…)





それまで精一杯楽しもうではないかと心を踊らせながら部屋へと着き中に入る





中に入ると布団が三枚敷かれていた。
< 290 / 471 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop