〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
ススー
希「あ、総夜お帰り〜」
総「……」
ススー
部屋に戻り戸を開けるとそこには希瑠哉がいた。
総(なんで、ここにいるんだ!迎えに来いって言った覚えはないぞ!)
ススー
総「!」
希「総夜ってば酷いよ〜。閉めなくてもいいじゃん。」
総「俺は迎えに来てと言った覚えはない。」
希「え〜、いいじゃん」
総「よくないから、言っている。…それと何故、私の荷物をまとめている?」
希「え〜、時間が無いから?」
何故かしら首を傾け指をくわえながら見上げてくる希瑠哉