〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
第二章 仲間入り
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チュン、チュッチュン。
「んっ。」
目を開けると、そこは見知らぬ天上。
ムクッ
辺りを見渡すと、気持ち良さそうに寝る凛の姿があった。
(そう言えば、あの後此処に連れて来られたんだった。)
私は、隣に寝ている凛を起こそうとすると
ススー
襖が開き、昨日の奴等の中にいた
(確か・・・・沖田・・いや、総司と言ったかな?)
「おはよう。昨日の夜は、良く寝れた?」
「微妙ですね。」
「あははっ、君は面白いね。」
「そりゃぁ、どうも。」
「おっと、悪いけどちょっと来て貰うから、隣の子起こして貰える?」