〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
斎(俺の取る道などもうとっくに決まっているのに…)
あの時感じた寂しさや不安を痛いほど知った
そうならない為に、なりたくなくて総夜と共に居るとこを選んだんだ
斎(って、俺はどれくらい総夜に…それくらい惚れているという事か…)
はぁと俺は溜め息をした
斎(きっと局長達は分かってくださる)
分かってもらえなくても、俺が説得するけどな
…もう、手放したりはしない。やっと戻ってきてくれたのだから…
斎(そうとなれば、総夜と二人で…いや、凛と三人で一度屯所に行き話しをせねばな。吉報と共に…)