〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
~総夜side~
ドックン
ドックン
総「っ‼」
胸を締め付けられる痛みが俺を襲う
総「くっ…一体なんだっていうんだよ」
薬を机の中から取り出し飲む
総「……はぁ」
何故このようになったか分からない。幼い頃に治ってから最近までなかった。なのに…
総(誰かが俺を呼んでるのか?)
何故かそんな気がしてならない。しかし、一体誰が?
今は、そんなことを考えても答えは出なかった
総「…早く産まれないかな?」
子を宿したのを知ったのは北川討伐の一週間前だった