〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
斎「お前が不安になる気持ちは分かるが、少しは前を見たらどうだ?」
総「前?」
斎「あぁ。今のお前は後ろしか見ていない。不安という言葉を使い、前に…希望を持とうとしない」
総「っ!」
図星をつかれたような顔をするのを斎藤は逃さなかった
斎「大丈夫。俺はそう簡単に死なない」
総「…っ」
斎藤の優しい言葉が心を満たし涙を流す
斎「お、おい…泣くな」
いきなり泣き出してしまった総夜をみて慌てふためく