〜命よりも大切な貴方へ〜 (完結)
~総夜 side~
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チュン、チュチュン
総「ん。…あ、朝?」
私は、暖かな朝日の日差しで目が覚めた。隣を見ると、斎藤さんはまだ寝ていた。
総(可愛い寝顔だな。)
なぁ~んて思いながらも、ゆっくり慎重に手拭いを持ち、井戸に向かった。
バチャバチャと顔を洗い、手拭いを使って顔を拭いた。
総「ふ〜。さてと、道場はっと。」
私は、道場を探し始めた。
総「此処かな?」
ススー
開けるとそこには、いかにも使い込まれた、竹刀や木刀があった。