The High School Teacher ~あたしの大好きな先生~
「ッ…それでもっ!!『先生が動いてあたし達の関係バレて離れ離れになる方があたしは耐えられないよ…。』」

もう今のあたしには悠斗と離れることなんて考えられない。それほどまでに悠斗に溺れちゃったんだ。

「わかった…。今はまだ動かない。でも、これ以上『ハァイ。その時は先生にたよりまぁす。』」

あたしはわざと悠斗の話しを遮って声を大きくして返事をする。

いろんなものに蓋でもするように…。

「ったく、人の話し最後まで聞けよ。約束だからな?」

そう、蓋をするようにね。

「うん。」

悠斗ごめんね。たぶん約束破っちゃうや。自分で悠斗との恋を守りたいから…。


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