The High School Teacher ~あたしの大好きな先生~
「それだよ。リナが心配だから自分達のことも車に乗せろってしつこくて参るよ。」

それで悠斗不機嫌なんだ。

「でも、そんなにしつこいなら車に乗せてあげればいいのに。」

「家まで送るのが面倒いんだよ。それに…。」

なんでそこで言葉濁すの?

「それに?」

「…リナと2人でいれないじゃん。」

カァァァッ///
言われてるこっちが恥ずかしくなる。

「なぁに、赤くなってんだよ。」

クククッ―

って悠斗が笑い恥ずかしさが増す。

「あぁ!もう!!いいから早く帰ろうよ!!」

「わかった。」

と言いつつも、まだ笑い続ける悠斗。

「いいかげん笑うのやめてよ!!」

ムキになって起こるあたし。

「ハハッ。わかったよ。だから、駐車場のとこの玄関にいて。」

そう言ってやっと笑い止んでくれた。

そしてあたし達は数学の準備室から出た。


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