The High School Teacher ~あたしの大好きな先生~

☆車☆悠斗

車をリナの待たせてるところにまわすしてやるとリナは後部座席のドアに手をかける。

…なぁんで後部座席かなぁ。

そう思い内側から助手席のドアを開けてやる。

「なんで後部座席に座ろうとするわけ?リナは俺の彼女なわけだし、堂々と助手席に座ればいいじゃん」

「…でもさぁ、生徒が先生の車に乗るってことでさえ問題でしょ?」

また、こいつは余計なことばっか考えてる。リナは頭がいいからいらないことにまで勘付く。

「別にさぁ、助手席イコール彼女なんて決まってないだろ?」

俺だっていろんな奴を助手席に座らせたし。

まぁ、今はリナだけだけどさ?

「えっ、でも…」

焦れったいな。

「助手席じゃなきゃ乗せねぇ」



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