The High School Teacher ~あたしの大好きな先生~
1人物思いにふけっていれば、リナの家の前。
「リナ着いたけど、靴のこと俺から言うか?」
自分では言い難いだろうと思うから、と思い聞いてみる。
「ううん。大丈夫だよ。自分で言えるから」
でも、Noの返事が即答で返ってきた。
…ちゃんと自分で言ってくれればいいけど。
「…わかった。じゃあ、明日」
「さようなら、先生♪」
リナが家の中に入るのを見届け、俺はまた車を家に向かって走らせた。