The High School Teacher ~あたしの大好きな先生~
「それで、リナに協力して欲しくて。ほらリナは親友だから。アッ!!萌にはまだ内緒ね!萌も親友だけど、恥ずかしいから///でも、そのうちちゃんと萌にも言うつもりだから♪」

そんな照れながら話さないでよ!!

…協力?

…嫌だよ。そんなことしたくない。

だって、悠斗はあたしの大切な彼氏なんだよ…。


―でも、言えない―


だから心のない返事になる。

「…うん、わかった」

ちゃんといつも通りの表情かな?

変な表情じゃないかな?

「良かった♪リナならそう言ってくれるって思ってたんだ!!」

良かった。

変な表情はしてないみたい。

悠斗との関係がバレて離れ離れになるのはどうしても避けたいから…。

「リナ退場だって!早く教室戻ろ?ねっ!!あぁ、海楽しみだなぁ。後で悠斗くんのところに行こうね♪」

その時あたしの頭の中は百合恵の言葉でいっぱいだった。




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