The High School Teacher ~あたしの大好きな先生~
「ねぇ、悠斗くん夏休み暇な日有るよね?いくら仕事が忙しくても少しぐらいはさ?」

「宮里、お前何度言えばわかるんだよ。先生って呼べ」

わぁ、更に不機嫌になってない?

「えー、やだ!!(笑)」

って百合恵が言えば悠斗はこれ以上何を言っても無駄だって顔をして話しの先を言えとくだす。

「で、何が言いたいんだよ?」

「あのね明日から夏休み始まるじゃん?それで夏休み中に3人で海に行こうって約束してさ。でも、海この辺にないから遠出しなくちゃいけないでしょ?だからこの間乗れなかった悠斗くんの車に乗せてもらって海連れてってほしいなぁって♪」

「お前等さぁ、それぐらい親に頼んで車出してもらえよ。教師が特定の生徒相手にそんなこと出来るか。この間のはちゃんとした理由があったから宮川を車に乗せたんだ」

うんざりとした声で最もな理由を述べる。

う~ん、悠斗って本当に口が上手いなぁ。



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