The High School Teacher ~あたしの大好きな先生~
「あっ!そうだ、今日一日は“お兄ちゃん”って呼んでもいいでしょ?だって悠斗があたしの兄貴だって言ったんだし」

悠斗は一瞬不満そうな顔をしたけど、次にはニッと笑って、

「たまには、そういうのもありかもな」

って言ってくれた。

「じゃあ、みんな待ってるから“お兄ちゃん”も行こう☆」

あたしは悠斗の腕を引っ張ってみんなの所へ走って行った。



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