The High School Teacher ~あたしの大好きな先生~
リナは自分の気持ちとかよりも俺のことを優先に考えるから。

だからリナからのこんなメールに、らしくないがはしゃぎたくなる。

でも今日は文化祭だから、俺には色々あるわけで、リナからの珍しい内容のメールに喜んで『Yes』の内容の返信を送ることができない。

『今日は難しいと思う。他の日は?』

そう送れば、驚くくらいすぐに返信が来る。

『あたしは何時になっても平気です。ただ、どうしても今日会いたいです。』

これまた普段のリナからは考えられないようなメール。

それだけに、俺はリナに何かあったのではないかと不安になる。

『わかった。また後で連絡する。』


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