The High School Teacher ~あたしの大好きな先生~
こんなことを言っているのに抑えがきかない。

体がリナを守りたいって叫んでる。

守りたい…


守りたい…



リナを…―



―ギュッ―



「先…生…?」

リナに呼ばれて我に返る。

いつの間にかリナを抱き締めてた。

「何かあったら絶対俺に言うって約束してくれ。」

俺の中で今にも溢れてしまいそうな感情。

「わかった。それより…先生、苦しい。」

自分の感情に蓋をする…―

「…悪い。」

気付いてはいけないと…。

「…先生?どうしたの?」

立場をワキマエロと…。

「俺が守るって言ったのに…。」

俺は教師。

これ以上の余計な感情を持っちゃイケない…。

気付くな…。



気付くな…。



気付くな…―






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