The High School Teacher ~あたしの大好きな先生~
「ふあっ。」

やっと悠斗が唇を開放してくれてた。

「もう!!ここ学校なんだよ!?」

「俺の話しを聞かないで他の男と話してるリナが悪い。」

さすがに無茶苦茶だって(笑)

「嫉妬し過ぎぃ!!あぁ、授業始まっちゃうじゃん!!なんか持って行く物ある?」

「あぁ、その机の上の夏休みの課題持って行ってくれるか?」

何も持って行かないと、なんで呼ばれたのか怪しまれるもんね。

「はーい。先生先行ってるから早く来てね!1時間目先生の授業なんだからね!!」

先生がいなかったら授業にならないもん。

「あぁ、わかってる。」

―ピシャン―

あたしは課題を持って準備室を出た。

全く悠斗ってば子供なのか大人なのかわかんなくなっちゃうよ。

まぁ、そこが可愛いかったりもするんだけどね。

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