想われたくて…‐姉と私とあの人と‐
「木下サンの事……好きです。初めて会った時から……。」
「きむ「でもっ!」」
あたしは、木下サンの言葉を、遮った。
今は、何も言わず、聞いて欲しかったから……。
「お姉ちゃんの事も、大好きなんです!」
あたしは、目を反らさず話した。
「最初、木下サンへの自分の気持ちに気付いた時は……すごく幸せな気持ちで、いっぱいでした。」
木下サンも、あたしの目を見て、真剣に聞いてくれてる。
「自ら人を好きになったのは、初めてだったから……。」
やば、泣きそ……
「でも、木下サンから……前の彼女サンと、今の……彼女……との状況を聞いて……わかっちゃったんです。」
缶コーヒーを握る手に、力が入る……。
「お姉ちゃんが話してくれた事と、まったく一緒だったから……!」
木下サンは、歯をくいしばる様にして、力強く頷いた。
「あたしは、お姉ちゃんに幸せになって欲しい。2年間は……大きい……。
出会ったばかりのあたしなんかが、入り込んでは、いけない……。
あたしには、この先まだまだたくさんの出会いがある。
木下サンの気持ちもあるから、ずっとお姉ちゃんと居て欲しいとは、言えません。でも……今までの、お姉ちゃんを思い返してみて下さい!
お姉ちゃんは……、あなただけの事を想い、いつかきっと、想い合えると信じて、2年間過ごして来たんです。」
自分で自分が何を言ってるか、良くわからない……
でも、次々と言葉が口から溢れ出る。
止まらない……。
「きむ「でもっ!」」
あたしは、木下サンの言葉を、遮った。
今は、何も言わず、聞いて欲しかったから……。
「お姉ちゃんの事も、大好きなんです!」
あたしは、目を反らさず話した。
「最初、木下サンへの自分の気持ちに気付いた時は……すごく幸せな気持ちで、いっぱいでした。」
木下サンも、あたしの目を見て、真剣に聞いてくれてる。
「自ら人を好きになったのは、初めてだったから……。」
やば、泣きそ……
「でも、木下サンから……前の彼女サンと、今の……彼女……との状況を聞いて……わかっちゃったんです。」
缶コーヒーを握る手に、力が入る……。
「お姉ちゃんが話してくれた事と、まったく一緒だったから……!」
木下サンは、歯をくいしばる様にして、力強く頷いた。
「あたしは、お姉ちゃんに幸せになって欲しい。2年間は……大きい……。
出会ったばかりのあたしなんかが、入り込んでは、いけない……。
あたしには、この先まだまだたくさんの出会いがある。
木下サンの気持ちもあるから、ずっとお姉ちゃんと居て欲しいとは、言えません。でも……今までの、お姉ちゃんを思い返してみて下さい!
お姉ちゃんは……、あなただけの事を想い、いつかきっと、想い合えると信じて、2年間過ごして来たんです。」
自分で自分が何を言ってるか、良くわからない……
でも、次々と言葉が口から溢れ出る。
止まらない……。