想われたくて…‐姉と私とあの人と‐
やっとの思いで、第二ボタンまで止めた。


――ふぅ〜


あたしまで熱出そうだよ……。


今絶対あたしの顔、赤いよね……。




布団、掛けてあげなきゃ。


そう思って、木下サンの胸元から手を離した。


すると……





――ガシッ!




!?!?




突然



腕を捕まれて



ぐいって



引き寄せられた――。






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