想われたくて…‐姉と私とあの人と‐
「あんたがあたしより幸せになるなんて……許されると思ってるのッ!?!?」




あたしの頭の中で……



あの光景が



蘇った……。




あの……



お姉ちゃんの血でいっぱいの



昔見た、光景。




ひどい眩暈がして……



倒れそうになる。




木下サン……


やっぱり告白しになんて



行けそうに……



無いです。




あたし、もう……





頑張れ無い。





もう、どうなってもいい。

倒れても、いい。



そう思って、体の力を抜こうとした……





その時……






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