想われたくて…‐姉と私とあの人と‐
――それから約2週間。


今日は、お休み。


あたしは、出掛ける気分でも無く、家に居たんだ。


会社での作り笑いに疲れきっていた。




あ〜喉乾いたぁ。


下行って、何か飲も……


そう思って、部屋から出ようとすると……



――ピンポーン♪


玄関から、チャイムの音。


誰だろ……


「はぁい!どうぞ〜♪」


お姉ちゃんの声がした。


お姉ちゃんの友達かぁ。


あたしは、階段を降りた。








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