想われたくて…‐姉と私とあの人と‐
「あ、星来!居たんだ〜
////」 


「あ、うん。」


なんか、お姉ちゃん照れてる?


すると……


屈んで靴を脱いでいた来客が、体を起こした。



――!!!!



「き、木村!?」



うそ!


何で!?



や、やばい!


「木下サン!!あ、あれ?お姉ちゃんの彼氏って、木下サンなの!?」


とっさに、演技した。


あたししか、知らなかったはずだから……。



「え?知り合いなの?」


お姉ちゃんは、驚いてる……。


無理もないか……。






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