ぼく。
嘘
ご飯を食べ終わってパパが
「さて、ボチボチ帰るか」
と言った
ぼくは嬉しくなったけど
ホントに今度こそお家に帰れるのか心配だった
だから今度は寝ない様に頑張った
車で沢山走った
しばらくすると知らない街で
車は停まった
「ショウくん、またね」
と言ってお姉さんが車から降りた
ぼくは安心してきた
やっとママに会える!
と嬉しくなった
でもその喜びは一瞬で消えた
「ママにはずっとパパと二人で居たって言うんだぞ!お姉さんの事は絶対に言うなよ!」
とパパが急に怖い顔になって言って来たからだ
ぼくはただうなずくだけだった
早くママに会いたい
でもママに嘘をつかなくちゃいけなくなった
ぼくはどうしたらいいんだろう
嘘をつくとママは怒る
でも
ママを一人にしてパパとお姉さんと遊んだなんて話したら
ママはもっと怒るかも知れない
パパも怖い顔して言ってた
ママに嘘をつくのはイヤだけど
ママに怒られたくない
もうママとパパのケンカも見たくない
だからぼくはママに嘘をつく事を決めた
「さて、ボチボチ帰るか」
と言った
ぼくは嬉しくなったけど
ホントに今度こそお家に帰れるのか心配だった
だから今度は寝ない様に頑張った
車で沢山走った
しばらくすると知らない街で
車は停まった
「ショウくん、またね」
と言ってお姉さんが車から降りた
ぼくは安心してきた
やっとママに会える!
と嬉しくなった
でもその喜びは一瞬で消えた
「ママにはずっとパパと二人で居たって言うんだぞ!お姉さんの事は絶対に言うなよ!」
とパパが急に怖い顔になって言って来たからだ
ぼくはただうなずくだけだった
早くママに会いたい
でもママに嘘をつかなくちゃいけなくなった
ぼくはどうしたらいいんだろう
嘘をつくとママは怒る
でも
ママを一人にしてパパとお姉さんと遊んだなんて話したら
ママはもっと怒るかも知れない
パパも怖い顔して言ってた
ママに嘘をつくのはイヤだけど
ママに怒られたくない
もうママとパパのケンカも見たくない
だからぼくはママに嘘をつく事を決めた