endless murder world -オワラナイサツジン-
1 日目
【1日目】
法律が定まってから次の朝。
「よっ。」
親友の田口 悠也が声をかけてきた。
「おーう。おはよ」
「なぁー。ニュース見たかー?」
「見た見た。」
「壮太はどう思うよ」
「どうなっちゃうんだろうな、って
感じじゃね?嫌に決まってんだろ」
「だよなー」
例の法律の話をしながら俺達は
教室に向かった。
廊下にはあまり人が
いなかった。
「お。三山と田口、おはよう」
なにとなく暗い様子で
先生が挨拶してきた。
「おはようございまーす」
「なんだろうな、先生暗いなー」
「あれじゃね、浮気がバレたんじゃね(笑)」
「おい悠也ー(笑)」
そんな話をしながら
笑いあってると教室に着いた。
ガラッ
ドアを開けたら教室は
いつも通りの風景、
では無かった。