お願いだから
どんどんと満たされていくのを感じながら、私は那智の白いシャツに後ろから手を入れる。
ブラのホックを探り当て、外し______
…そこで、夢は覚めた。
はぁ、最悪…
那智の知らないとこで、勝手にこんな夢みるなんて…
もう恥ずかしすぎる……
なんて思いながらも、熱くなった唇にふと触れてみる。
…あの夢が覚めずにいたら…
あの夢の世界にずっといて戻れなくなればいいのに…
そんなことを考えながら、ベッドから出た。