オタク社会を見直して
第二章 誤解
Twitterに慣れてない早紀さん(仮名)とつい最近、相互フォローとなっていたが、イベント後に誤り互いにフォローが外れていた。

(まぁあんまり会話してないしいいか)

早紀さんはTwitterは非公開にしていた為、フォロー許可を申請しなければならない。
一応申請はしたが、許可するしないは自由だし、特に気にはしていなかった。


そんなある日、早紀さんのサイトに久々に足を運んだ私はトップページに『○/○ コメントくれた方へ』とリンクがあり、人間の心理なのか関係なくてもついつい読んでしまう。
だが、読まなければ良かった、と後悔したのはそのコメントが曝されていた内容だった。
内容は全て中傷的発言。
名指しがないにしろ『私の事』でコメント主は早紀さんに中傷していたのだ。


決してコメント主は私の悪口ではなく、早紀さんを責める言葉だ。

『イベントであの人は悲しんでいた』
『イベント後、あなただけフォローを外されている』
『あなたが何かしたに違いない』
『あの人は優しいから誰のせいでもないと言うが私にはあなたのせいだとわかる』
『あの人がもしサイトや二次創作活動をやめたら恨む』
『早く謝ってそしてやめないよう説得して』

と、言い方は違うが曝されてたのはこういう内容だった。
それに対し早紀さんは曝した文章に返事を書いていた。
私はこれを読み、酷く悩んだ…。
名指しはないにしろ、曝されていた文章は私が落ち込んでいた時期やTwitterの話は早紀さんも同様に私の事だと思っただろう。

これを見なかった事にするべきか、しかし繰り返し早紀さんに迷惑になるのでは、と悩んだ。


実際に、誰のせいでもない事を呟きブログに書いたが、誤操作により外れたままのフォローでこのような誤解を招くなんて微塵にも思わなかった…。
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