闇に溺れる姫


途端、弘に腕を掴まれて
抱きしめられた。


なんでかわからないけど、
弘の腕のなかわ暖かくて気持ちよい...。


大人しく、弘の腕のなかにいたら
急に顎を持ちあげられて、キスされた。


「ッン...ひ、ろ?..ンンッ!?」


驚いて、なんとか唇をひらいて
弘をよんだら、口内に弘の舌が入ってきた。

うちわ、弘から離れようとしたけど、
頭を抑えられてて動けなかった。
けど、息が苦しくなってきて
弘のシャツを引っ張った。

そしたら、やっと弘が唇を離してくれた。


「ッはぁ...。
なにすんの!?」

弘「大人しくいえばよかったんだよ。
んで?
なにがあった?」

「なんでもないよ。」

弘「またキスされたいのか?
今度わもっと、激しいの。」

「...わかったよ。

龍からの連絡も気づかなかったの。
教室いったら、龍に会うでしょ?
龍、絶対不機嫌だから、
あんま、教室いきたくなかっただけ。

んぢゃ、教室いくから。」



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