闇に溺れる姫


ラブホをでた美姫わ、


「夜琉...。」

そう呟き、一筋の涙を流した。




-黒あげは-
男好き(?)な売春女。

『黒あげはと最後までヤった男わいない。
夜の世界に迷い込んでくる黒あげはわ
どんな甘い蜜にも惑わされない、
美しいあげは蝶のような少女だ。』


つまり、黒あげはわ男好きでも売春女でもない。
男好きだとか売春女だといわれているのわ、
たんなる噂だった。


その黒あげはわ、美姫だった。


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