闇に溺れる姫


しばらくすると、
教師らしき人がでてきた。

教師「おい、遅刻だぞ。
クラスと名前わ?」

「すいません、母が体調をくずしまして。
以後、気をつけます。
2-6、藍沢美華です。」


もちろん、母が体調をくずしたなんて、
もっぱら嘘だ。

しかし、
教師「そうか。お大事にな。」
と、教師わまんまとひっかかり、
門をあけてくれた。



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