俺のことみろよ

中学最高学年です。

今日の学校は騒がしい。












そりゃそうか、



クラス発表だもんね。


















「薫ー、クラスみたー？」









「美紅、うちが今来たことくらい見れば分かるでしょ。」








「そーだね、ごめーん！薫同じクラスだよ！」























「少しは楽しみ残しといてよね。」






















「薫冷めてるー！」






















美紅は中1の頃から同じクラス。








なんだかんだ言って仲はいいんだけど。

























「3組か、、、。」



















もう美紅と同じクラスなのは分かってるし、それ以上確認することなんてなかった。





















「美紅、教室行こう」
















「うん」










廊下を歩きながら話している。







「あ、そういえばうちのクラスあの人いるよ！」













嫌な予感、、、










「ちょー女子に人気の龍野君！」














的中、、、。





「げっ、うち苦手なのに、、、。」














「いーじゃん！」










「良くない。」













「そういって好きになっちゃったりして！」











「ありえないから。」













「ふーん」




美紅がにやけてる。


















この時は思わなかった。







まさか美紅の言ったことが本当になるなんて、、、。