DEATH MAIL ZERO -KAREN-
焼却炉まで来た彼女は、必死で自分の持ち物を探しました。


しかしそこには彼女の持ち物はなく、燃え残ったゴミだけがありました。


(私の机の中の物がない・・・。
もしかしたら教室に隠してあるのかも・・・。)


そう思った彼女はすぐに教室にもどりました。


教室に戻った彼女は自分の机が無い事に気付きます。


彼女が自分の机を探そうとしていると、また男の子が言いました。


「お前の居場所なんてないんだよ。
さっさと死ねよ。」


彼女はその言葉を聞いて泣きだし、教室を出て行きました。


それ以来彼女は家に閉じこもるようになりました。
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