お前と月と。





「架綾…っ」


俺は、強く、抱き締めた。


「…どうしたの?痛い、よ?」



架綾は、力無く笑う。


…俺の安らぎの場所。


今築いた…―――




架綾が、俺の安らぎなんだ…。


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