俺様ヤンキーと平凡女子
「そんなの決まってるでしょ?凪裟とアンタの仲を引き裂くこと」
別にあたし達、深い仲ではないんだけど…。
咲本凪裟のせいで、何であたしがこんな目に遭わないといけないのよ…。
「リュウガ、ヤりなさい」
百合野愛美がそう言うと、銀髪ヤンキーはあたしの下着の中に手を入れてきた。
き、気持ち悪い…。
咲本凪裟…助けてよ。
「…さ……ぎさ…なぎ、さ…」
銀髪ヤンキーは震えるあたしをよそに、ブラのホックを取った。
もう、ダメなのかな…?
あたしこのまま、銀髪ヤンキーとシちゃうのかな…?
そんなの、嫌だよ…。
助けてよ、凪裟。
助けて…
「なぎさーっ!!」
あたしが叫ぶと同時に、図書室の窓ガラスがパリンと割れた。
破片が飛び散る中現れたのは…
「凪裟…!」
助けに来てくれたんだ…。