王龍~伝説の女総長、再び~



「うん」




「逢いたかった」




「うん」




「ずっと、謝りたかった。俺、あん時、弱くて何もできなかった」




「要は、悪くない。あたしが決めたこと。だから、責任をとるのはあたし。……あたしのこと、恨んでる?」




「ない!恨んだことなんか一度もねぇ」




「…よかった」





< 105 / 132 >

この作品をシェア

pagetop