王龍~伝説の女総長、再び~


ニヤニヤ話すキモい男


「やれ」


そう言った瞬間、鉄パイプや金属バットを持った奴らが郁夜に飛びかかった


郁夜は強かった


頭から血を流しているのに、武器を使ってる相手に、負けてなかった


あどけなさの残る小さな身体でも、耐えている姿を見て、こいつは王龍に入れたいと思った


秋斗は、郁夜が自分と似ているから、雷王に入れたのではないだろうか


そんな気がする


多分、郁夜1人でも何とかできる。そう思った


だけど、郁夜が勝ちそうなのに笑っているやつがいた



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