王龍~伝説の女総長、再び~



志貴は笑いがおさまったみたいで、あたしにそう尋ねてきた。




「…藤堂 李乃」




「じゃあ、李乃ちゃんでいいかな?」




「いいよ。あたしも呼び捨てだし」




「ふっ。わかった」




志貴はそう言って笑いを堪えてる。





< 14 / 132 >

この作品をシェア

pagetop