王龍~伝説の女総長、再び~



「だからこんな遠くまで来たのか。王龍の噂はこっちもすげ―ぞ?みんなが憧れてる」




そうなんだ…。




でも、まだあのことは広まってないばず。




「何やらかしたかまだ広まってないみたいだけどな」




「あの家が全部揉み消したから、広まることはないはず」




「そうか……。で、何したんだよ?」




さっきまでとは違う真剣な目でゆうちゃんがあたしに尋ねた。






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