王龍~伝説の女総長、再び~



その質問にあたしが「いないよ」と言うと、まて甲高い声を上げた。




……うるさいって。




鼓膜やぶれるじゃん。




誰にも気づかれないようにため息をつく。




「壮ちゃん、あたしの席は?」




「窓側の一番後ろです」



やった。




一番いい席じゃん。




いいところ用意してくれたね。




これで寝れる!





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