王龍~伝説の女総長、再び~

雷王




それから数日間、この2人はあたしの側にずっといた。




この2人といると、何故か他の不良君たちが寄ってこない。




「李乃、何でこの学校に来たんだ?怖くない?」




英吾は、ずっと気になってたことをやっと聞けたと言わんばかりの興味津々な顔で尋ねてくる。




それになんか心配されてる?




「怖い?どうして?」




「ええ!?何とも思わんの?」




そう驚く英吾。




そしてら次は、徹が話しかけてきた。




「この学校不良ばっかだし、いろいろ悪い噂聞くだろ?」




二人とも目を見開いて、あたしを見ている。







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