王龍~伝説の女総長、再び~



二人はキラキラした目で言う。




あたしは突然出てきた王龍の話に驚きながらも、平然をよそおった。




「前に住んでたとこ、王龍がいた所だから」




「「ええええぇぇえ!!!」」




二人は身を乗り出して、大声を出す。




「なら、“桜神”は知っとる!?見たことある!?




英吾、目がいつにも増して生き生きしてるよ。








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