王龍~伝説の女総長、再び~



てか、目の前にいるあたしが桜神なんだけどね。




「…ないよ」




バレたら大変だし、一応そう言っておいた。




「そっかぁ―」




英吾は残念そうにしてる。




「見てみてぇな、桜神。李乃、桜神ってのが王龍の十一代目ってのは分かる?」




「え、うん」




「もうあの人は伝説!俺もあんな男になりたいわ~」






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